目の形ガイド

目の形の種類|切れ長・丸目・つり目・離れ目と、まぶたの見分け方

目の形は4つの見方の組み合わせ。種類の見分け方と、目の形に合わせたメイク・眉・メガネの選び方。

目の形の種類は?4つの見方

「目の形」とひと口にいっても、見ているところは人によってちがいます。切れ長か丸目かは目の開き、つり目かたれ目かは目尻の向き、離れ目かどうかは目と目の間隔、一重か二重かはまぶたの話です。どれかひとつで目の形が決まるわけではなく、実際の目は「切れ長のたれ目で、少し離れ目の奥二重」のように、4つの見方の組み合わせになります。

FaceRaterの目の形診断は、このうち写真の特徴点で測れる3つ(目の開き・目尻の向き・目の間隔)を478の特徴点から計測し、まぶたは鏡で確かめる方法を案内しています。結果は「切れ長のたれ目」「丸目」のように、目の開きと目尻の向きを組み合わせた名前で表示されます。下の表の数字は、日本語版の目の形診断が使っている判定の目安です。

どのタイプも良し悪しではありません。メイクやメガネを選ぶときに「自分の目はどこに特徴があるか」をつかむための分け方として使ってください。

目の形の4つの見方と、目の形診断での目安
タイプ見方見分けるポイント目の形診断での目安
切れ長目の開き横幅に対して縦幅が小さく、すっきり横に長い縦÷横が0.31以下(横幅が縦幅の約3.2倍以上)
アーモンド形目の開き目頭と目尻にむかって、なだらかに細くなる縦÷横が0.31〜0.37
丸目目の開き縦幅があり、黒目が大きく見える縦÷横が0.37以上(横幅が縦幅の約2.7倍以下)
つり目目尻の向き目尻が目頭よりはっきり高い目尻の角度が+6.7°以上
目尻まっすぐ目尻の向き日本人に多い、目尻が少しだけ上がった向き+3.2°〜+6.7°
たれ目目尻の向き目尻の上がり方が小さいか、目頭より低い+3.2°以下
目の間が近め目の間隔目頭どうしの間が、目の横幅に対して狭め(求心顔)目の幅の1.16倍以下
標準的な間隔目の間隔目頭どうしの間が、目の横幅とつり合っている目の幅の1.16〜1.44倍
離れ目目の間隔目頭どうしの間が広め(遠心顔)目の幅の1.44倍以上
一重・奥二重・二重(末広・平行)まぶた目を開けたときに、まぶたの線が見えるか、どんな幅か写真では判定しない(鏡で確かめる)

切れ長・アーモンド形・丸目の違い

目の開きは、目頭から目尻までの横幅に対して、上まぶたと下まぶたのあいだの縦幅がどれくらいあるかで見ます。縦幅が小さいほど切れ長、大きいほど丸目です。そのあいだのアーモンド形は、横幅が縦幅のおよそ3倍で、目頭と目尻にむかってなだらかに細くなる、もっとも多いタイプです。

目の形診断の境目(0.31と0.37)は、スタジオで撮影された成人102人の研究用顔写真(London Face Set)で、縦÷横の値の真ん中の半数がおよそ0.32〜0.36に入ることをもとに決めています。スマホのはっきりした自撮りに近い条件の写真です。境目から少しの差なら「アーモンド形寄り」のように、となりのタイプに近いことも表示します。

目の開きは、表情で変わりやすい値です。笑うと下まぶたが持ち上がって切れ長寄りに、目を見開くと丸目寄りに測れます。また、同じ縦横比でも、黒目がどれくらい見えるか、まぶたが黒目の上にどれくらいかかっているかで、受ける印象はかなり変わります。数字は、力を抜いて正面を見た写真での目安と考えてください。

つり目・たれ目、離れ目の見分け方

つり目・たれ目は、目頭と目尻を結んだ線の向きで見ます。頭をまっすぐにしたとき、目尻が目頭より上にあればつり目の方向、下にあればたれ目の方向です。ただし大人の目は、目尻が目頭より少し高いのがふつうです。

とくに東アジア系の顔では、目尻の上がり方が少し大きい傾向があります。FaceRaterの参考写真でも、東アジア系の顔は真ん中の半数の位置が、全体より目尻の角度で約1.2°プラス寄りでした。日本語版の目の形診断は、日本人を含む東アジア系の典型的な目が「つり目」と判定されないよう、+3.2°〜+6.7°を「目尻まっすぐ」としています。つまり、この診断の「たれ目」は、目尻が目頭より下がっている目だけでなく、目尻の上がり方が小さい目も含みます。角度の目安や左右差については、つり目・たれ目のガイドで詳しく説明しています。

目の間隔は、目頭と目頭のあいだの距離を、目の横幅で割って見ます。「目と目の間は目ひとつ分」とよくいわれますが、特徴点で測ると、目の幅の1倍より少し広めに出るのがふつうで、London Face Setでは真ん中の半数が1.14〜1.24倍でした。日本語版の目の形診断では、ここにも東アジア系の顔の傾向(目の幅の約0.06倍分広め)を反映し、1.16倍以下を「目の間が近め」、1.44倍以上を「離れ目」としています。離れ目はやわらかく若々しい印象、目の間が近いときりっとした大人っぽい印象になりやすいといわれますが、どちらが良いということはありません。

なお「寄り目」は、斜視(片方の目が内側を向く状態)の意味でも使われる言葉です。FaceRaterでは混同を避けるため、間隔が狭いほうは「目の間が近め」と呼んでいます。目頭に蒙古ひだ(目頭をおおう皮膚のひだ)がかかっていると、見た目の目頭の位置が変わり、間隔が広めに見えることもあります。

一重・奥二重・二重(末広・平行)の見分け方

まぶたの形は、目の印象を大きく左右します。ところが写真の特徴点がとらえるのは、まぶたのふちと目頭・目尻の位置で、二重の線は読み取れません。そのため目の形診断では一重・奥二重・二重を判定せず、鏡で確かめる方法を案内しています。

一重のまぶたに線ができにくいのは、構造のちがいによるものです。解剖の研究では、アジア人の一重まぶたは、まぶたを支える膜(眼窩隔膜)がまぶたを持ち上げる筋の膜とより低い位置でつながり、脂肪も多いため、皮膚に折り目がつきにくいことが報告されています(Jeong ほか, 1999)。どのまぶたも、ふつうの個人差です。

鏡で確かめるときは、顔の力を抜いて、まっすぐ前を見ます。上目づかいやメイクをした状態では線の見え方が変わるので、すっぴんで、明るい場所で見るのがおすすめです。

一重や奥二重は、目を閉じたときと開けたときで、見えるまぶたの範囲が大きくちがいます。アイラインやシャドウは、目を開けた状態で鏡を見ながら入れるのが基本です。目を閉じて引いたラインは、開けるとまぶたに隠れることがよくあります。シャドウはまつげのきわをいちばん濃く、上にむかって明るくする縦のグラデーションにすると、目を開けたときにも色が見え、奥行きが出ます。ラメやパールは黒目の上のまぶたの中央に少しだけのせると、立体感が出ます。

  • 一重:目を開けたとき、まぶたに線がない
  • 奥二重:線はあるが、目を開けるとまぶたに隠れる(目を閉じると見える)
  • 二重・末広型:目頭側では線がまつげに近く、目尻にむかって幅が広がる
  • 二重・平行型:目頭から目尻まで、線とまつげの間がほぼ同じ幅
  • 左右で一重と奥二重、奥二重と二重がちがうこともよくあります

目の形別のアイメイク・眉・メガネのコツ

目の形に合わせるときの考え方は、「特徴を活かす」か「反対の要素を少し足してバランスをとる」かの2つです。たとえば丸目なら、丸さを活かして中央に明るさを足すことも、目尻側にラインを伸ばして横幅を出すこともできます。下の表は、目の形診断と似合う眉診断の結果画面に表示しているコツをまとめたものです。

目の形別のメイク・メガネと、眉のコツ(目の形診断・似合う眉診断と同じ内容)
タイプアイメイク・メガネ眉
切れ長アイラインを目尻から少し長めに引くと、切れ長のきれいさが引き立ちます。まぶたの中央にツヤのあるシャドウを少しのせると、目に立体感が出ます。まっすぐ寄りの平行眉やナチュラルアーチ眉は、横に長い目のラインとそろいやすい形です。
アーモンド形どんなアイメイクも合わせやすい形です。目尻側の3分の1を締めると、輪郭がはっきりします。眉の形も選びやすい目です。顔の形に合わせて選びましょう。
丸目横幅を出したいときは、シャドウとアイラインを目尻側に。丸さを活かしたいときは、まぶたの中央と涙袋に明るさを足します。眉山をなだらかにすると、丸目のやわらかさが活きます。
つり目アイラインはまっすぐか、目尻を少し下げぎみに。下まぶた全体を濃く囲むと、きつく見えやすいので控えめに。眉尻はやわらかく:つり目ぎみです。眉山をなだらかに、眉尻をまっすぐ気味に描くと、やさしい印象になります。
たれ目たれ目の可愛さを活かすなら目尻を下げぎみに。すっきり見せたいときは、目尻のラインとシャドウを少し上向きに入れ、下まぶたの目尻側は軽めにします。眉尻を下げすぎない:たれ目ぎみです。眉尻は眉頭と同じ高さか少し上で止めると、目元がすっきり見えます。
目の間が近め目頭側は明るい色、目尻側に締め色を置くと、間隔が広く見えます。メガネはブリッジが細く、すっきりしたものが合わせやすいです。眉頭を少し離す:目と目の間が近めです。眉頭を基準の線の上か少し外側から描き始めると、眉間が広く見えます。
離れ目目頭側にラインやシャドウを少し入れ、眉頭をしっかり描くと、目が中央に寄って見えます。メガネはブリッジが太めや濃い色のものが合わせやすいです。眉頭を少し寄せる:目と目の間が離れぎみです。眉頭を基準の線か少し内側まで描き足すと、顔の中心にまとまりが出ます。

目の形に合うメガネの選び方

メガネは、フレームの線が目のすぐまわりにくるので、目の形の見え方を大きく変えます。形の好みより先に確かめたいのは、目の位置とブリッジです。目の位置は、正面から見て、瞳がレンズの中心か、少し内側(鼻側)にくるものを選びましょう。ここがずれると、目が寄って見えたり離れて見えたりします。

目の間隔が気になるときは、ブリッジ(左右のレンズをつなぐ鼻の上の部分)で調整します。目の間が近めなら「ブリッジは細め・明るめ」:ブリッジ(鼻の上の部分)が細いものやクリアなものを選ぶと、目のまわりがすっきり広く見えます。離れ目なら「ブリッジは太め・濃いめ」:ブリッジが太いものや濃い色のものを選ぶと、視線が中央に集まり、目の間隔が気になりにくくなります。

目尻の向きには、フレームの上辺のラインが重なります。フォックス(キャットアイ)のように目尻側が上がった形はつり目の印象を強め、ボストンやオーバルのような丸みのある形は目元をやわらかく見せます。たれ目をすっきり見せたいなら、上辺がまっすぐなものや、目尻側がわずかに上がったものが合わせやすくなります。丸目はスクエアやウェリントンのように直線のある形でメリハリが出て、切れ長は丸みのある形でやさしい印象に寄せられます。

ただし、メガネの形は輪郭との相性でも決まります。似合うメガネ診断では、顔の形と比率、目の間隔から、まず試したいフレームとサイズ選びのポイントを表示します。

自分の目の形を調べるには

目の開き・目尻の向き・目の間隔の3つは、目の形診断で写真1枚から測れます。結果には、いちばん近いタイプと、境目に近いときの「〜寄り」、それぞれの計測値(目の縦横比、目尻の角度、目の幅の何倍か)が表示され、計測ラインで目頭と目尻を正しくとらえているかも確かめられます。無料で登録も不要、写真は端末内で処理されます。

正しく測るために、次の条件で撮った写真を使ってください。結果のコツをもとに、顔全体に合わせたメイクやメガネ選びは、AIスタイルコーチにも相談できます。

  • 正面を向き、カメラを目の高さで水平に構える
  • 力を抜いた表情で、目を自然に開く(笑顔や見開いた目は避ける)
  • 顔から少し離れて撮る(近くからの広角は、目の大きさや間隔が変わって写る)
  • 前髪やメガネのフレームで、目頭・目尻を隠さない
  • 加工アプリや美肌フィルター、デカ目効果はオフにする

計測方法と参考資料

計測の定義と、もとになった資料は下で確認できます。ツールの計算方法と、そのスコアの意味は、分けて考える必要があります。

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